Karima Walker – demos

アリゾナ州ツーソンのシンガーソングライター＆サウンドデザイナー、Karima Walker(カリマ・ウォーカー)が、2021年に発表したフォーク／アンビエントアルバム ‘Waking the Dreaming Body’ に収録された楽曲の初期ホームレコーディングバージョンと、興味深いスケッチやアンビエント作品をデモ音源で公開しました。”Softer”、”Window I”、”Reconstellated” のデモ・バージョンは、ウォーカーの声と音楽性のパワーを強調する別の歌詞と親密なアコースティック・アレンジが特徴で、”thunder interlude” や “earth into air” といったアンビエント作品は、緊張の奥底を深くえぐるようなものになっています。

「私はまず、ある歌詞が突き刺さったとき、最終的に突き刺さった言葉とは異なる、それがいかに脆弱なものであるかに気づきました。しかし、私はこれらの曲に戻るのが好きで、曲が形作られるにつれて言葉が変化し、定着した理由を思い出し、これらの多くがすぐに明白で完全なものとして現れなかったことを思い出すのです」

「この曲は、私の日常生活によく似ていて、物事を体に覚え込ませようとしながら、時間の経過とともに姿を現していく…。また、他のプロジェクトや、レコードの感情的な音色にインスピレーションを与えた断片やフラグメントから編まれたものもあり、場合によってはレコードに直接織り込まれたものもあります。この中のいくつかは、完全なものに見えたのですが、私はそれを忘れてしまったか、紛失してしまったか、はみ出し者と見てしまったのです。いずれにせよ、私はこれらの断片が、このレコードが最終的に生まれた時代の、よりシンプルな説明としてまとまっているところが気に入っている」- カリマ・ウォーカー