Infinity Knives & Brian Ennals – King Cobra

ARTIST : Infinity Knives & Brian Ennals
TITLE : King Cobra
LABEL : Phantom Limb
RELEASE : 6/17/2022
GENRE : hiphop, electronic, rap
LOCATION : Baltimore

TRACKLISTING :
1.’Neath The Willow’s Leaves
2.Coke Jaw
3.A Melancholy Boogie
4.The Culling ft. Tyler Moonlight
5.Don’t Let The Smooth Taste Fool You
6.Theme from King Cobra
7.The Badger
8.The Not So Tired Sounds of Brian Ennals
9.Sunday Feb 19th 2017
10.Death of a Constable
11.The Bushman
12.Headclean
13.Premium Malt Freestyle ft. Eze Jackson
14.Milk & Codeine
15.Bluffin’
16.Sambo’s Last Words
17.On Bread Alone ft. Allison Clendaniel

ボルチモアのヒップホップ実験家、Infinity Knives & Brian Ennalsが新作 ‘King Cobra’ で帰ってきた。

Infinity Knives & Brian Ennalsの無尽蔵の創造性は、すでに2020年の ‘Dear, Sudan’ (万華鏡のような、深夜のチャンネルホッピングによる予測不可能な喜びの旅)と2021年のブルータルなポストジョージ・フロイド宣言 ‘Rhino XXL’ を我々に贈っているが、’King Cobra’ はまだ新しい体験となるであろう。獰猛さと喜びの両方を見事に表現しているのだ。バンドは「世界のあらゆる悪のチェックリストではない」と言うが、「闇のように感じられる」という。広大な野心的なレコードは、火に満ちており、重要な使命を帯びたアーティストによるスリリングな新しい一歩となる。

NPRのコンポーザー・イン・レジデンス、Tariq Ravelomananaこと Infinity Knivesは、純粋なヒップホップ・プロデューサーというよりも、Max Richterや Jóhann Jóhannssonといった現代クラシック音楽への愛着をよく表しているアーティストである。ハードなビートと Ennalsの巧みなリリックの中に、至福のオーケストレーションの瞬間が隠されており、豊かな音楽の才能とメロディとハーモニーの巧妙なレイヤーを正確にコントロールしていることがうかがえます。

King Cobraは、純粋なヒップホップ・レコードというよりも、Brian Ennalsの罵詈雑言、怒り、哲学、ユーモア、神話を綴った正統派の詩に、執拗なまでの創意工夫を施した背景を提供しているのである。Ennalsは、「これは、あなたが微笑むためのアルバムではありません。私が何か面白いことを言ったとき以外は」と書いています。