学際的なアーティストであるHyd（別名：Hayden Dunham）は、PC Musicから4曲入りのセルフタイトルEPをリリースします。
アート界や音楽界に深く関わっている Hydは、コミュニケーションのシステム、セクシュアリティのシステム、環境との相互作用のシステムなど、システムを再構築することにその活動を捧げてきました。彼女の大規模な彫刻作品は、流動的で変化に富んだアート・インスタレーションであり、アメリカ、アジア、ヨーロッパの美術館やギャラリーで展示されています。過去の作品には、ニューヨークのアンドレア・ローゼン・ギャラリーの通気孔を通る蒸気 「GEL」 や、MoMA PS1で行われたダンス、音楽、詩、ビデオ、香りを取り入れた7つのパフォーマンス 「7 Sisters」 などがあり、その他にもパリのルイ・ヴィトン財団やダブリンのアイルランド近代美術館などで展示やパフォーマンスを行っています。ヘイデンが音楽活動を開始するのは、A.G.クックの ‘Apple LP’ への参加を除けば、”No Shadow” は、A.G.クックとSOPHIEとのコラボレーションで制作された謎めいた物議を醸したプロジェクト、Hey QT以来となります。’Hyd EP’ は、クィアな関係性の中にケアの生態系を作ることをテーマにしており、プロジェクトの本質は「ハート・フォワード」という2つの言葉に集約されています。
EPのジャケットとシングルのアートワークは、著名なアーティストである Torbjørn Rødlandが撮影したもので、そのイメージは象徴性、リリシズム、エロティシズムに溢れています。グラフィックデザインは、Bureau Borscheが担当しました。Bureau Borscheは、Balenciaga、Supreme、The Faceなどのクライアントを担当したことで有名です。クリエイティブ・ディレクションは、Hydと Jordan Richmanが担当しました。
