Hughes Germain – Faso Nord

砂漠の音楽か、砂漠のための音楽か、そのどちらとも言えるでしょう。
ブルキナファソの北部、マリやニジェールとの国境にあるこれらの地域では、人里離れた自然環境の中で、都会の近代的な道具を使わない生活が営まれている。サウンドスケープは、必然的に自然の要素と非常に密接にリンクしています。人口も少なく、数十人程度のコミュニティがあちこちに点在している。
ヒューズ・ジェルマンは、長年にわたってこれらの地域を旅し、そのユニークなサウンドを撮影してきました。具体的か抽象的か、意味ありげか純粋に音楽的か、サヘルの音はすべて砂漠の色、特徴的な丸みをその音色に帯びている。テロの現実に直面し、極めて危険な地域となったファソ・ノルドの音信がここにある。