HOO – We Shall Never Speak

ARTIST : HOO
TITLE : We Shall Never Speak
LABEL : Graveface Records
RELEASE : 11/19/2021
GENRE : shoegaze, dreampop
LOCATION :

TRACKLISTING :
1.Ghost In You
2.Cranium
3.The Mighty
4.Still Dream
5.No One Can Ever See This
6.We Shall Never Speak
7.Powder Moon
8.You Changed The Way You Smile
9.Sea Of Glass

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Slowdiveや Beechwood Sparksのメンバーと、妥協を許さないフォーク・エンジェルであり、プロデューサー・ソングライターであり、ワウワウが好きなオーガニック・ガーデナーでもある Nick Holton(ニック・ホルトン)を混ぜ合わせたら、一体何ができあがるのか、?その答えは、のセカンド・アルバム ‘WE SHALL NEVER SPEAK’ のワイドスクリーンでの悲痛なまでの輝きです。デビュー作 ‘CENTIPEDE WISDOM’ のポストロック・エレクトロの冒険から、より曲に満ちた飛躍を遂げています。

ホルトンはウネウネとしたダイナミクスの構築に長けており、彼の曲はミステリアスでフックの効いた独自のロジックで展開していきます。これは映画のように深く感情的なマシンミュージックです。エレクトロ、シューゲイザー、ダビーな「ニッチネス」と浮遊感のあるドリームポップの見事なハイブリッドです。冒頭の “GHOST IN YOU” のお化けのような、麻薬のような鼓動。”CRANIUM” の叩きつけるような、噛み応えのあるクラウト/スペース・ロック。”THE MIGHTY” の絶妙なスロービルドからCanのようなリフトオフへ。”STILL DREAM” のいびつでグルーヴィーなドライブ。メトロノミックな “NO ONE CAN SEE THIS” では、ムジーク・コンクレートを使った短い試みが行われています。ハルステッドとの共同作曲によるシューゲイザー、エコーのかかった “WE SHALL NEVER SPEAK” の威勢の良さ。アルバムの毒入りの聖杯であり、曲の最高潮に達した瞬間である” POWDER MOON”。”YOU CHANGED THE WAY YOU SMILE” のシンセポップ。近作の “SEA OF GLASS” は、レナード・コーエンがクラフトワークのクリンクラング・スタジオを訪れたようなサウンドです。このアイデアこそが、この作品の核心なのかもしれません。

そのディテールとテクスチャーは並外れています。8曲の間に何かユニークなものを作り上げる、見事なハイブリッド・アルバムだ。壮大で家庭的。アップビートでメランコリック。探究心と疑問。喪失感に苛まれながらも、未来を見据えている。これは本物の驚きです。

ホルトンのルーツは、今や再評価されている90年代のレディングのシューゲイザー・シーンにあります。その流れの中で、DIY 4トラッカーの COLEY PARKを設立し、絶妙で予見的なカントリーサイケのアルバムを3枚制作しました。その後の25年間、彼はシーンの多くのディアスポラと常にコラボレートし、プロボケーターとして活躍してきました。最近では、Neil Halstead, Mark Van Hoenとともに BLACK HEARTED BROTHERの3分の1を担当しています。

今回のHOOでは、ホルステッド、16歳の Charlie Holton, Lee Lavender.の3人が共演しています。ゲストには、高い評価を得ているフォークシンガーのジャッキー・オーツや、ウェストコートの伝説的な農家である Dave Scherが参加しています。