ARTIST : guitar
TITLE : We’re Headed To The Lake
LABEL : Julia’s War Recordings
RELEASE : 10/10/2025
GENRE : indierock, lofi
LOCATION : Portland, Oregon
TRACKLISTING :
1. A+ for the Rotting Team
2. Chance to Win
3. Cornerland
4. Ha
5. The Game Has Changed
6. Every Day Without Fail
7. Office Clots
8. Pizza For Everyone
9. Pinwheel
10. A Toast to Tovarishch
11. The Chicks Just Showed Up
12. Counting On A Blowout
Portlandのインディーロックバンド、guitarが、セカンドアルバムにして最高傑作「We’re Headed to the Lake」を今秋、Julia’s Warからリリースします。90年代のスラッカーロック、ポストパンク、そしてビートメイキングを融合させた彼らの実験的で進化し続けるサウンドは、地下音楽シーンに大きな波を起こしています。ソングライター兼プロデューサーであるSaia Kuliは、MF DoomやMadlibといったプロデューサーに触発されてビートメイキングを探求した後、 Guided By Voices、The Pixies、Cleaners from Venusといったバンドに再びインスピレーションを得て、ロックンロールとビートを融合させた独自のスタイルを確立しました。
前作「Casting Spells on Turtlehead」ではシューゲイザーとパンクを融合させましたが、今作ではその路線から離れ、Teenage FanclubやGuided By Voicesといった90年代のオルタナティブバンドに似たサウンドへと進化を遂げています。収録曲「The Game Has Changed」は、Weezerをサイケデリックに再構築したようなフックの効いた一曲。「Every Day Without Fail」は、アップビートなリズムに乗ったギターハーモニーが、最終的にハードコアなブレイクダウンへと転じる、高揚感に満ちたトラックです。妻が参加した「Chance To Win」は、優雅でオーケストラのようなアレンジが施されており、愛に満ちた熱狂的な夢のようです。
アルバム全体を通して、緻密にアレンジされた魅力的で驚きに満ちた楽曲が続きます。前作よりも歌詞とメロディーがポジティブになり、聴く者に希望を与えてくれます。「We’re Headed to the Lake」は、Saia Kuliが長年向かっていた目的地であり、ついにたどり着いた場所であるかのように感じられます。このアルバムは、しばしば暗く感じられる世界に対する、ユニークで美しい返答なのです。



