Golf Slang – How I Lost My Voice EP

ARTIST : Golf Slang
TITLE : How I Lost My Voice EP
LABEL : Velvet Blue Music
RELEASE : 6/2/2022
GENRE : indierock, artpop
LOCATION : South Carolina

TRACKLISTING :
1.Sugar Cake
2.How I Lost My Voice
3.In Even Strokes
4.Let’s Grow Old
5.Fast Forward & Rewind

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の新作EPに影響を与えたのは、塗り絵や過ぎ去ったお知らせが散乱している冷蔵庫のドアに貼られたマグネット・ポエトリーかもしれません。

の次のEP ‘How I Lost My Voice’ になる曲をこつこつと作っていたJamey Bozemanは、休暇でフロリダにある明るい装飾のAirbnbに滞在していることに気づきました。

「私はどちらかというと暗い楽器の曲を書いていたのですが、フロリダの明るい色彩は、私が書いている曲と対照的で、インスピレーションを与えてくれました」とBozeman氏は言います。Airbnbの写真と新しい曲のアイデアを持って帰ってきて、『Fantasy Island』というワーキングタイトルでファイルしたんだ。そして、その旅行からテーマが発展していったんだ。このレコードは、ちょっと悲しい感じで、ピンクの音にしたかったんだ」 と。

ボーズマンはカルト的なロックバンドLuxuryの創設メンバー兼ギタリストとして知られているが、Golf Slangはよりエレクトロニックな雰囲気で、Vince Clarkeのベストアルバム(Depeche Mode, Yaz, Erasureなど)を思わせるビートとベースラインでニューウェーブへの親和性を示している。

EPのファーストシングル “In Even Strokes” は、80年代のアクションスリラーに登場しそうな曲で、主人公が街中を移動しながらビートを刻み、街灯がスモークされた窓を照らす。タイトル曲では、ローのAlan Sparhawkのような控えめながらもパワフルなボーカルが印象的だが、EPはこの曲を中心にBozemanが残りの楽曲を構築した。「この曲の歌詞とタイトルは、ヴォルテールの小説を基にレナード・バーンスタインが作曲したオペレッタ「キャンディード」の一節から引用されています。

「ヴォルテールの『キャンディード』もオペレッタも、あまり詳しいとは言えないが、この曲の歌詞、『Make Our Garden Grow』はある意味深遠で、ある意味ひどく絶望的だ」とBozemanは言う。「”世界は砂糖菓子だと思っていた”という一節は、私たちがいかに簡単に自分の存在の本質や、自分の人生が何に費やされるべきかを見逃してしまうかのイメージとして、自分自身を助けてくれたのです」