Fulu Kolektiv – Lualaba

Fulu Kolektivは、コンゴ民主共和国の首都を拠点とするFulu Mizikiの姉妹的な活動です。Kolektivは、COVIDの大流行時に固まったものです。Fuluのアーティストたちは、もともと屋外での作業に慣れていましたが、パンデミックがみんなを襲ったとき、状況は一変しました。オープンスペースへのアクセスが非常に限られていたため、集団全体で音楽を作る代替手段を探すことにし（つまり、コンピュータに変身する）、このアルバム（Lualaba）でリリースされる音楽をまとめることに成功したのです。このKolektivは、Fulu Mizikiのバンドメンバーだけでなく、ヒーリングミュージックや環境を大切にする人なら誰でも参加できるものなんです。

私たちの多くは、コンピュータから音楽を作るというこの無限の方法を発見したとき、まさに”ワオッ”と思ったことでしょう。この音楽ソフトの存在と、そこから得られる音の多さを知らなかった人も多いはずです。この機会に、これらのサウンドを皆様にお届けしたいと思います。そして、新鮮な耳で聴いていただき、私たちが発見したときと同じ効果を体験していただき、楽しんで、愛していただければ幸いです。

このアルバムはKolektivのデビュー作です。私たちの心の深いイマジネーションを発信し、全く異なるインスピレーションから生まれた楽曲を収録しています。今のところ、このアルバムにはコンゴ民主共和国生まれのアーティストの作品が収録されています。コンゴ民主共和国は音楽の構成が大きく、教会の影響を受けていることで知られていますが、これらの曲のほとんどは、私たちの家族から学んだ基本的な知識から作られたものです。音楽は、インスピレーションの源と音楽の自己ビジョンから、各自に特有のものとなっています。

私たちは皆、コンゴの伝統的な音楽の遺産からインスピレーションを受けている。コンゴの教会は大音量で電気的なエネルギーに満ちていて、私たちはこの伝統的な雰囲気を、新しくモダンな音楽制作の方法で伝えたいと思ったのです。多様なサウンドが混在し、アルバムには祖先の情感がある。El Mopepeの悪魔払いのようなニュアンスの深い歌が、この雰囲気を盛り上げています。

Fulu KolektivはEl Mopepe、Sukelembele、Deboul、Padou、Le Meilleur、Tsche tscheなど、多くのアーティストと構成されている。これは今回のデビューアルバムに参加したアーティストだけですが、今後はもっと多くの新しいアーティストをKolektivに参加させる予定です。現在のバンドメンバー、そしてこれからのバンドメンバーは、環境に対するメッセージを胸に抱いているはずです。これは、Kolektivの創設者である私たちが大切にしている基準のひとつであり、胸に抱いているものだからです。

私たちはこのアルバムを、コンゴで一番長い川にちなんで「ルアラバ」と呼ぶことにしました。ルアラバのように、私たちはこの音楽で水の流れに身を任せ、動き回り、速度を変えながら、人生の流れとそのエネルギーに身を任せたいと思います。ルアラバは、コンゴの人々にとって非常に重要なものです。ルアラバは生命とエネルギーの源であり、食料と旅行者の源でもあります。私たちは、この音楽がリスナーの生活の一部となることを望んでいます。

ルアラバは私たちのすべてです。この作品はKolektivとして発表する最初の作品であり、様々な音楽スタイルで表現されたこの作品を皆さんに感じていただきたいと思っています。