ARTIST : Elias
TITLE : Kaiku EP
LABEL : Unday Records
RELEASE : 8/27/2021
GENRE : indierock, artpop
LOCATION : Ghent, Belgium
TRACKLISTING :
1.Achilles
2.Parasites
3.South
4.Day 2
5.Tide
ベルギーのドラマー/ソングライターである Elias Devoldereは、過去10年間、ヨーロッパ中のクラブやフェスティバルで、いくつかの著名なバンド(Nordmann、Sumi、Hypochristmutreefuzz、John Ghost、Hast…)と共演してきました。また、ダンスパフォーマンスや演劇のサウンドトラック制作にも頻繁に招かれていたが、これが後になって、今度のソロデビューの出発点(とインスピレーション)になったと言えるだろう。
Nordmann、Sumi、Hypochristmutreefuzzでは、エリアスはすでに作詞・作曲・編曲を担当している。彼は主に一緒に音楽を作ることでエネルギーを得ており、ドラマーにありがちな脇役に甘んじることはありません。そのため、彼が自分の「ソロ」の音楽を私たちと共有するのは時間の問題でした。フィンランドでダンスパフォーマンスに取り組んでいたとき(2018年)、エリアスのデビュー作 ‘Kaiku’ の最初のスケッチが浮かび上がってきました。よく練られた曲で、憧れのメランコリックな声で歌われ、エリアスの豪華なドラミングでドライブされています。揮発性のコード進行が、魅力的でありながら不吉なサウンドスケープを生み出しています…まるでヴィム・ヴェンダースが「ブリッジ」のエピソードを監督しているかのようです。
Eliasと名付けられたこのプロジェクトのために、Devoldereは直感的で個人的、そして非常に視覚的な音楽を作曲しています。Eliasのアプローチは映画的です。彼は常に心を動かされるイメージを探していますが、写真やビデオに収めるのではなく、これらの写真を音楽に変えています。詩人が不可解なものを表現するために言葉を弄ぶように、エリアスは音楽で彫刻する映画監督となるのです。
今回のアルバムでは、Devoldereがすべての曲と歌詞を書き、ほぼすべての楽器を演奏しています。’Kaiku’ に妥協はありません。今回、私たちが耳にするのは、Elias Devoldere自身の、生で純粋な声だけです。
Dries Geusens(Nordmann)、Cyriel Vandenabeele(Sumi)、Jesse Maes(Sophia、Hypochristmutreefuzz、Mooneye)など、ベルギーを代表するアーティストが集まったドリームチームを結成しました。しかも、このライブバンドは再現するのではなく、解釈する。’Kaiku’ に収録されている5曲は、最終目的地ではなく、冒険的な旅の単なる出発点です。