Eddy Current Suppression Ring – In Light Of Recent Events

ARTIST :
TITLE : In Light Of Recent Events
LABEL :
RELEASE : 5/26/2026
GENRE : , ,
LOCATION : Melbourne, Australia

TRACKLISTING :
1. Self Sabotage
2. Bop
3. Hard To Be Moved
4. Turtle
5. Ulterior Motives
6. Ivory Tower
7. Swimming Hole
8. Empathetic
9. My World
10. On My Way Home
11. Past And Future

メルボルンが誇るカルト・ヒーローであり、世界のガレージロック・アンダーグラウンドの至宝、が、ニューアルバム『In Light Of Recent Events』をサプライズ・リリースしてシーンに帰還しました。2008年から2010年の間に3作の傑作アルバムを立て続けに発表したのち長期の活動休止に入り、2019年の『All In Good Time』で一度復活した彼らですが、それからさらに6年、再びの沈黙を破って通算5作目となる待望のフルアルバムを突如世界にドロップしました。これまでの彼らの足跡を知る熱狂的なファンはもちろん、今回初めて彼らの音楽に触れるリスナーにとっても、一聴するだけでその凄みが伝わる圧倒的なクオリティを誇っています。

今回の電撃的な復活劇は、実は周到に準備されていたものでした。2025年に入るとメンバーが再集結してスタジオに入り、別名義を使っていくつかのシークレット・ライブを敢行。さらに同年7月には3曲入りのEP『Shapes And Forms』(なお、このEPの楽曲は今回のアルバムには未収録)をリリースし、9月にはメルボルンのフェデレーション・スクエア(Fed Square)で大規模なフリーライブを開催して地元を熱狂させていました。これらのアンダーグラウンドでの確かな胎動が、今回のサプライズ・リリースという最高な形で結実したのです。

新作『In Light Of Recent Events』において、バンドは真のロックンロールが持つ屈強なタフさと凄まじい集中力を披露していますが、同時に彼らだけが持ち得るあの独特でひねくれた、どこか煙に巻くような知的なスタイルも完全に健在です。鳴り響くリフやキャッチーなフックは否応なしに血を沸き立たせますが、バンドが凡庸なクローシェ(お決まりのパターン)に甘んじることは決してありません。自らの特異性をこれ見よがしに誇張することのない、極めて自然体でサイケデリックなそのサウンドは、現代を生きる私たちが抱える「焦燥感(不安)」と、そこから脱却するような「高揚感」が背中合わせの同一線上にあることを教えてくれます。