ARTIST : Dave Okumu & The Seven Generations
TITLE : You Survived So I Might Live EP
LABEL : Transgressive
RELEASE : 11/21/2022
GENRE : jazz, hiphop
LOCATION : London, UK
TRACKLISTING :
1.Two Things (ft. Grace Jones)
2.7 Generations (ft. Grace Jones, Wesley Joseph & ESKA)
3.Blood Ah Go Run (ft. Wesley Joseph & ESKA)
4.Streets
“You Survived So I Might Live “は、Dave Okumuのアルバム “I Came From Love “の第一章である。このアルバムは、”You Survived So I Might Live” [1-4], “The Intolerable Suffering Of (The) Other” [5-8], “Seduced By Babylon” (9-11), “Cave Of Origins” (12-14) というチャプターで表現される作品群となっています。
このアルバムについてDaveは、「このアルバムの物語は、生存、祖先、遺産についての熟考を通して、その音楽の旅の起源と同時に生まれたものだ。1756年にサウスカロライナに運ばれ、奴隷所有者のエリアス・ボールに売られた西アフリカの少女の話と、その後発掘された彼女の物語を子孫に伝えることが、これらの曲の象徴的な枠組みになり、ディアスポラの経験の多くの側面への扉を開くことになったのである。この音楽は、私たちの集合的な歴史から私たちを切り離そうとするいかなる力に対しても、愛情を持って反抗しているのです。この音の世界という媒体を通して意識的に先祖の前に立つとき、私は『あなたが生き残ったから私は生きることができる』と宣言します」。
最初のシングルは、1981年に南ロンドンで13人の黒人のティーンエイジャーが死亡したニュークロスの住宅火災の恐怖に取り組んだ「Blood Ah Go Run」である。歌詞は、当時の黒人コミュニティの気持ちを反映しており、”Blood ah go run / if no justice no come “と叫んでいる。
この曲についてDaveは、「ロンドン南東部のような文化的に豊かで多様な地域に住んでいると、ある種の逆境を通して鍛えられた超越的な雰囲気に触れられる気がするんだ。街を歩いていて、ひとつのコミュニティの中で非常に多くの文化が表現されているのを見ると、『この人たちはどうやってここに来たのか、彼らの祖先は何を乗り越えてきたのか、だから私は今経験している人生を送ることができるのか』と問いかけずにはいられません」。ニュー・クロス・ファイアとその後の社会の各派閥の対応は、そうした試みの一つであり、この国の人種関係をめぐる言説の重要な要素を形成するに至った過程を体現している。ロンドンのこの地域に住んでいる私は、あの火事で命を落とした人々を記憶し、敬意を表したいと思っています。
