Cosmopaark – and I can’t breathe enough

ARTIST :
TITLE : and I can’t breathe enough
LABEL :
RELEASE : 1/20/2023
GENRE : ,
LOCATION : Paris, France

TRACKLISTING :
1.Concrete Plans
2.Haunted House
3.Suffocating
4.Far
5.Sorry
6.Can’t Wait
7.Big Boy
8.Not Fixed
9.Try

ユーロ・シューゲイザー・シーンは、私のリスニング習慣の中で徐々に優勢になってきています。特にフランスは大きな特徴を持っている。最近、私の受信トレイに入ってきたバンドは、ボルドーを拠点とするトリオ、である。このバンド名は、cosmonautの短縮形であり、Gus Van Sant監督の映画『Paranoid Park』(90年代の美学を取り入れた映画)にちなんだものだそうです。バンドにとって90年代は大きなタッチポイントであり、それは彼らの素晴らしいデビューシングル「Mr Big Yellow Sun」にも表れている。また、この初期の曲にはWhirrやNothingの影も見受けられる。Spotifyで100万回再生された後、バンドはデビュー・アルバムをリリースする準備が整った。

Clément Pelo(ボーカル/ギター)、Baptiste Sauvion(ドラム)、Simon Mehalleb(ベース/シンセ)は、このアルバムについて次のように語っている。「秋の午後、太陽が静けさに変わり、自分の考えに溺れ、不安に押しつぶされそうになるときがある。私たちはもう息をすることができません。この雰囲気に包まれると、息が苦しくなる。この待望のデビューアルバムで、Cosmopaarkは不安と鬱に優しさと思いやりをもって取り組んでいる。ある時は幽玄で至福の時、ある時は暗く不吉な時、しかし常にまとまっているand I can’t breathe enoughの音は、希望と絶望の感覚に挟まれた感情の迷宮に私たちを導いてくれます。”

まさに私の好みにぴったりなサウンドですね さて、どんな作品に仕上がっているのでしょうか。

アルバムは、ミッドペースの’Concrete Plans’で幕を開ける。チルなイントロの後、ギターのウォール・オブ・サウンドが襲ってくる。この曲は、ベースとギターが互いを凌駕しようとする、信じられないほど満足のいくラスト・セクションにつながる。たった3人しかいないのに、Cosmopaarkは大きな音を出すのだ!

‘Haunted House’では、より洗練されたサウンドが展開される。ギターのディストーションさえなければ、The Cardigansのカタログに載っていてもおかしくないような曲だ。優れたポップセンスとキラーコーラスは、最高のリスニング体験を提供してくれる。