ARTIST : Chet Sounds
TITLE : Chet Sounds
LABEL : Third Eye Stimuli Records
RELEASE : 7/9/2021
GENRE : rock, psychpop, softrock
LOCATION : Sydney, Australia
TRACKLISTING :
1.Who Hears Colours
2.Off The Beaten Track
3.Bleu
4.Circles
5.Strawberry Jam
6.Push Comes To Shove
7.Keep On Keeping On
8.Casio Coltrane
9.Picking Up Sticks
10.Going Up
11.Pied Piper
12.Blinky Bill
13.The End Is Not Near, It’s Hear
Chet Soundsは、謎めいたDIYアーティスト Chet Tucket(チェット・タッキー)のソロプロジェクトです。チェット・タッキーは、シドニーのサイケフォークバンド The Uplifting Bell Endsに参加していたことで知られています。The Uplifting Bell Endsと同様に、チェットの作品は、70年代のクラシック・ロック、フォーク、サイケデリアの色合いが顕著で、時代を超越した性質を持っています。Neil Young、The Band、The Beach Boys、Todd Rundgrenなどに影響を受けた彼の作品は、彼の家で作られたものと関連していることがわかります。
ヴィンテージカラーの録音機材に、複雑なメロディー、天才的なアレンジ、そして技術的な素晴らしさ（特に広々としたファズギター）を融合させたチェットは、青春時代や人生の様々な苦悩に立ち向かうことをテーマにした民話を歌いながら、リスナーに過ぎ去った時代を音で表現します。
作曲家とプロデューサーの両方の顔を持つチェットは、少年時代に数え切れないほどの音楽ドキュメンタリーを見て育ち、16歳のときに Weenがビデオでタスカムの4トラックを使用しているのを見て、初めてタスカムの4トラックを購入しました。
「私は、舞台裏で働く人々を常に高く評価しており、プロデューサーやエンジニアが音楽のアイデアをどのように実現するかについて、強いつながりを感じています。自分の音楽でそれを実現したいと思いました」と語っています。
セルフタイトルのデビューアルバムは、1970年代のキャラバンで制作された13曲のDIYサイケデリック・フォーク・ミュージックで、チェット自身の超創造的なマインドへの完璧な通路となっています。
トラックの約半分はインストゥルメンタルで、その絶妙な複雑さから、耳を惹きつけてやみません。残りの曲は、世界に自分の居場所を見つけること、個性を受け入れること、そしてペットの猫（Sticks）への敬意を表す物語です。
