Carl Stone – We Jazz Reworks Vol. 2

ARTIST : Carl Stone
TITLE : We Reworks Vol. 2
LABEL : We Jazz Records
RELEASE : 10/21/2022
GENRE : jazz, experimental, electronic
LOCATION :

TRACKLISTING :
1.Umi
2.Sasagin
3.Coraloense
4.Hippo
5.Omar
6.Cut

We Reworksは、レーベルの作品を一度に10枚ずつ再利用するアイデアです。つまり、私たちが大好きなプロデューサーを招き、彼らが10枚のアルバムに相当するソースを自由に使用できるようにするのです。このシリーズは時系列で進んでいくので、第2弾となる今回は、We JazzのLP11~20番を素材にしました。アーティストには完全な自由があります。

シリーズ第2巻は、クリエイティブ・ミュージック界の伝説的人物、カール・ストーンが登場します。彼のキャリアは数十年にわたり、無限の音楽的革新を続けてきました。ストーンは最近、Unseen Worldsというレーベルから作品を発表していますが、このレーベルはストーンの初期の素晴らしい作品に多大な貢献をしており、現代における最も独創的な芸術のひとつに数えられており、「ジャンル」といった概念は事実上無意味なものとなっています。

Terkel Nørgaard、OK:KO、Jonah Parzen-JohnsonなどによるWe Jazzのオリジナルは、新鮮な発見とともに、ターンテーブルの上で回転し、再び届けられるのです。

We Jazzのカタログに掲載されている10枚の作品から、どのような素材でも自由に使えるというのは素晴らしいことです。しかし、このように自由に何でも使えるということは、逆に言えば、多くの音楽情報を扱おうとすると大変なことになる可能性もあります。直感に任せて、全体的なアプローチに合致しそうな音楽的なアイテムをつかむという、ほとんどいつもしていることをしました。

“新しい作品を作るために、私は通常、子供がおもちゃで遊ぶように、本当にただ遊ぶだけの期間を長くすることから始めます。期待することなく実験し、音楽的に興味深いものを発見し、それを構造化された音楽作品に仕上げる方法を考え出すのです。各トラックは、この遊びの期間中に見つけた異なるアプローチを使用しています”。

このコンセプチュアルなアプローチは、デザインにおいても完全なものとなり、アルバムのグラフィックも同様に、そこにあるものを作り直すという方法で扱われています。今回のアートワークは、We Jazzコレクティブの大親友であり、We Jazz Magazineのカバーコラージュの常連でもあるTuomo Parikkaによって刷新されたものです。