ARTIST : Broken Social Scene
TITLE : Old Dead Young (B-Sides & Rarities)
LABEL : Arts & Crafts
RELEASE : 1/14/2022
GENRE : indierock, artrock
LOCATION : Toronto, Ontario
TRACKLISTING :
1.Far Out
2.Do The 95
3.Curse Your Fail
4.Not At My Best
5.National Anthem Of Nowhere (Broken Social Scene Version)
6.Golden Facelift
7.This House Is On Fire
8.Canada Vs. America
9.Day Of The Kid
10.Stars And Spit
11.Until It’s Dead
12.All My Friends
13.Death Cock
14.Old Dead Young
地下室での2人組のレコーディング・プロジェクトだった Broken Social Sceneは、ステージ上では影のある即興集団として息を吹き返し、部屋や天候、その晩の食事、そして誰が演奏に立ち寄るかで、それぞれのコンサートが全く異なる体験となった。2001年のデビューアルバム ‘Feel Good Lost’ では、BSSはその謙虚で家庭的な出自を反映した匿名のアンビエント・プロジェクトとして紹介されたが、当時の彼らの衝撃的なライブパフォーマンスは、ポストロックにルーツを持つ演奏家たち(Justin Peroff, Do Make Say Thinkの Charles Spearin)、ラテンジャズ(Andrew Whiteman)、アートフォーク(Feist)、シンセポップ(Amy MillanとEvan Cranley、同じくStars)、ダンスパンク(MetricのEmily HainesとJimmy Shaw)、カントリーロック(Jason Collett)などがあります。
しかし、Broken Social Sceneは、商業的な配慮よりも即興的な自由を追求することによって、2002年の ‘You Forgot It In People’ で21世紀のインディーロックの新しい金字塔を打ち立てた。このアルバムは、このジャンルを90年代の騒々しいスラッカーのルーツをはるかに超えて、より音の広がりと感情表現に富んだビジョンへと押し上げたのだ。そして、至福のカオティックな ‘Broken Social Scene’(2005)、歓喜の ‘Forgiveness Rock Record’ (2010)、複雑で陰湿なメロディーの ‘Hug of Thunder’ (2017)といった後続作によって、Broken Social Sceneはスリリングで非定形の、予測不可能な作品群を蓄積している。
‘Old Dead Young: B-Sides & Rarities’ は、その間にあるものすべてである。20年にわたる7インチ、コンピレーション、サウンドトラック、未発表曲、入手困難なリリースから抜き出したB面、レアリティ、アウトテイクのキャリアを網羅するコレクションだ。コンピレーションでありながら、綿密に練られたフルレングスアルバムのようなまとまりを持ち、おなじみの多幸感あふれる高揚感と瞑想的な低揚感をすべて備えています。