Bench Press – Personal Best

2016年にメルボルンのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンから突如現れたBench Pressは、角ばったニューウェーブ・ガレージ・パンクを大量に持ち込んで、Eddy Current/ Peep Tempelのような地元の人気バンドが活躍した栄光の時代と、Delivery、Gut Health、Dr Sure’s Unusual Practice、Pinch Points +++のようなエキサイティングなアーティストの本拠地でもある現在のシーンの活性化とのギャップを埋めるのに貢献しました。

Bench Pressは、グローバルな活動休止、国際交流、そして2人の新メンバー、Anna Lienhop (Moody Beaches)とドラムのPaolo Juniorを迎えての再結成を経て、よりキャッチーでリズミカル、そして質感の高いサウンドで再登場。

バンドの3作目となるロング・アルバム『Personal Best』は、歌詞のテーマである自己とメンタル・ヘルスの瞑想を続けていますが、新たなレンズを通して、メンタル・ヘルスのソーシャル・ワークにキャリア・チェンジしたスタヴラキスの旅を追ったアルバムとなっています。これまでスタヴラキスは、個人的な行動の政治性について考えていましたが、このアルバムでは、外側に目を向け、ますます混沌とした世界で彼が見ているものや人について批評しています。