Beatriz Ferreyra – Canto+

ARTIST : Beatriz Ferreyra
TITLE : Canto+
LABEL : Room40
RELEASE : 7/16/2021
GENRE : experimental,
LOCATION : France

TRACKLISTING :
1.Canto del loco (Mad Man’s Song)
2.Pas de 3 … ou plus (“Pas de 3 …. or more)
3.Jingle Bayle’s
4.Etude aux sons flegmatiques (Essay With Phlegmatic Sons)
5.Au revoir l’Ami

商品カテゴリー: 商品タグ: , , ,

Lawrence Englishより
私が初めて (ベアトリス・フェレイラ)の音楽を聴いたのはいつなのか、よくわかりません。推測するに、私がリキッド・アーキテクチャーのキュレーターチームと一緒に働いていた2000年代前半から半ばにかけてのことだと思います。当時のフェスティバルでは、GRMやコンクレート音楽は非常に重要なテーマでした。

とはいえ、彼女の作品が私にとって(そして他の多くの人々にとっても)明確に注目されるようになったのは、この10年間になってからのことです。2017年、私はブラガでベアトリスに会うことができ、素晴らしいセミブレベ・フェスティバルの一環として演奏しました。その後、彼女をオーストラリアに招待し、今年はリオで開催された Novas Frequencies Festivalでも一緒に時間を過ごすことができました。このような出会いの中で、ベアトリスが音の世界で人生をかけて維持してきた驚くべき集中力、寛大さ、そしてビジョンに気づくことができました。

ベアトリス・フェレイラは、20世紀後半から今日に至るまで活躍した数少ない女性コンクレート作曲家の一人です。彼女の作品は、現在も活発に調査が行われており、複雑であると同時にエレガントでシンプルなものです。テープやその他の操作を用いて、選択した音の素材を根本的に再構成し、外に向かって開いていきます。

‘Canto+’ は、フェレイラの約40年の音楽人生から作品を集め、ダイナミズム、リズム、声、そしてコンクレート素材の形態的可能性に対する彼女の確かな関心に敬意を表しています。また、2つの作品は親しい友人に捧げられています。’Jingle Bayle’s’(François Bayleへ)と ‘Au revoir l’Ami’(Bernard Bashetへ)です。このエディションは、Echos+が残したものをピックアップし、彼女の音の世界をさらに広げています。