ARTIST : audiobooks
TITLE : Astro Tough
LABEL : Heavenly Recordings
RELEASE : 10/1/2021
GENRE : artpop, altpop, electronic
LOCATION : UK
TRACKLISTING :
1.The Doll
2.LaLaLa It’s The Good Life
3.The English Manipulator
4.He Called Me Bambi
5.Blue Tits
6.First Move
7.Driven By Beef
8.Trouble In Business Class
9.Black Lipstick
10.Farmer
Audiobooks は、2018年のデビューアルバム ‘Now!’ は、自由奔放なフリークポップの異彩による、慌ただしく、頭をフル回転させるような作品だった。Heavenly Recordings からリリースされるセカンド・アルバム ‘Astro Tough’ では、彼らは作品をさらに大きくする手段を見つけ出し、その混沌としたエネルギーと独特な奇妙さを、前作よりも大きく、深く、パワフルに凝縮しました。
「ファースト・アルバムは、プロジェクトの始まりを写真のように収めたもので、全体的な計画を立てずに録音したものでした」と David Wrench は説明します。「’Astro Tough’ は、より台本に沿った内容になっていますが、それでも即興的なシーンがたくさんあるような仕上がりになっています。曲の背後にはより多くの意図があり、さらに多くの改良が加えられています。ファースト・アルバムのように、すべてが自然発生的でファースト・テイクであることを重視していませんでしたが、結果的にはそのようになっています。このアルバムのために、よりたくさんの素材を用意しましたが、アルバムとして最もよく機能する曲を選びました」
Frank Ocean, the xx, Caribou, David Byrne, Manic Street Preachers, そして Goldfrapp などとの仕事で知られるマルチ・インストゥルメンタリストでスーパー・プロデューサー/ミキサーの Wrench は、モノリシックなサイケデリックやヘヴィなダブ-ドライブンを解き放つことにも、魅力的なシンセ・ポップを作ることにも精通しています。作家であり、ヴォーカリストであり、ビジュアル・アーティストでもある Ling は、カメレオンのようなカリスマ性を持ち、時に同じ曲の中で生々しさ、攻撃性、優しさ、滑稽さ、身の毛もよだつようなぎこちなさへと変わり身することができます。
‘Astro Tough’ は、何よりもエネルギーに満ち溢れたアルバムです。Wrench がほぼすべての音楽を担当し、Ling が歌詞とボーカルを担当するという、デビュー当時よりも役割分担が明確になったことで、両者はそれぞれの持つ感情の可能性をより深く掘り下げています。Ling は「自分の感情を大切にしてるの」と言い、「もし私がある種の考え方をしていることに気がついたら、それを歌詞の中で最大限に表現します。自分が過剰にドラマティックであることはわかっているわ」。例えば、”Lalala It’s The Good Life” のような快楽主義の歌や、”Blue Tits” のように、あまりにもダーティーな歌は、歌手自身にとっても度が過ぎているかもしれません。
このアルバムはより洗練されたものになりまたが、2人はそれぞれの多忙なスケジュールに合わせてセッションを詰め込み、一時的にしか一緒にいられませんでした。「1stアルバムに比べて、一緒にいる時間はずっと少なかったのですが、デビッドに会うたびに、何かを生み出すための渇望と能力がありました。今回のアルバムはファースト・アルバムよりも良くなっていると思いますし、もっと作りたいと思っています」