ARTIST : Bad Suns
TITLE : Apocalypse Whenever
LABEL : Epitaph
RELEASE : 1/28/2022
GENRE : rock
LOCATION : Los Angeles, California
TRACKLISTING :
1.Apocalypse Whenever
2.Summer Lightning
3.Baby Blue Shades
4.Peachy
5.When The World Was Mine
6.Wishing Fountains
7.Electric Circus
8.Nightclub (Waiting for You)
9.Life Was Easier When I Only Cared About Me
10.Heaven Is A Place In My Head
11.Silently Screaming
12.Grace (I Think I’m In Love Again)
13.Symphony Of Lights
14.Bad Suns & PVRIS – Maybe You Saved Me
15.Life Jacket
16.Bad Suns & Robotaki – Life Was Easier When I Only Cared About Me (Robotaki Remix)
Bad Sunsのサウンドは、Voxのクランクしたアンプを通したストラトキャスター、脈打つシンセサイザー、そして手に取るようなリズムのエネルギーなど、80年代の夢のようなパスティッシュで、リスナーを魅了したものですが、彼らの4枚目のLP ‘Apocalypse Whenever’ は、その音楽性を土台として、次の進化へとジャンプアップしています。
「まだ存在しない映画のサウンドトラック」というコンセプトのもと、長年のプロデューサーである Eric Palmquist (MUTEMATH, Thrice) が彼のPalmquist Studiosとバンドのノースハリウッドのリハーサル・スポットで指揮をとった13トラックのアルバムは、彼らがこれまで試みたどの作品よりもコンセプト的に厳格でありながら説得力やアクセス性に劣らないものとなっています。フロントマンのChristo Bowmanは、「このアルバムには、最初から最後までのストーリーを持たせたいと思っていたんだ」と説明する。村上春樹の夢のような霞、『ターミネーター2：審判の日』や『ブレードランナー』の未来的な空気、スパイク・ジョーンズの『HER』の高揚した撮影技術を通して、ネオノワール版ロサンゼルスをフィルターにかけ、ムードボードを構築したのである。
これらの異質な影響は、単にApocalypse WheneverにBad Sunsのタイトなフックを彩るサウンドの選択肢の幅を広げるだけでなく、リスナーの受け取り方によって様々なレベルに作用する感情の複雑さを楽曲に与えるのに役立っているのです。
