Aeviterne – The Ailing Facade

ARTIST : Aeviterne
TITLE : The Ailing Facade
LABEL : Profound Lore Records
RELEASE : 3/18/2022
GENRE : deathmetal, blackmetal
LOCATION : New York, New York

TRACKLISTING :
1.Denature
2.Stilled The Hollows’ Sway
3.Penitent
4.The Reeking Suns
5.The Gaunt Sky
6.Obeyance
7.The Ailing Facade
8.Dream In Lies

‘The Ailing Facade’ では、は肉体の破壊や精神の罰を超えて、代わりに意識の深淵そのものに焦点を当て、内側に目を向けている:感覚の呪い、生産性の無益さ、現実の合意の崩壊、永久に倒錯した競争に閉じ込められた人類の伝播と破壊のツインドライブ。

は、ギタリスト兼ボーカリストの Garett Bussanickが、彼の前身バンド Flourishingが追求した音楽的アイデアの一部を引き続き探求する手段として2015年に結成され、特にデスメタルと過酷なポストパンクや産業音楽に触発されたリズムやテクスチャの融合が特徴である。Bussanick、Flourishingのベーシスト Eric Rizk、ドラマーの Ian Jacyszyn(Miasmatic Necrosis)は2018年に ‘Sireless EP’ を発表した。その短くも力強い紹介文からの数年間は、休眠状態ではなく、’The Ailing Facade’ の緻密な質感と多面的なサウンドを追求するために、丹念な作曲と執拗な実験に費やされ、またAeviterneのラインナップは、ギタリスト Samuel Smith(Artificial Brain、Luminous Vault)を加えて拡大した。

その結果、エフェクターの乱用ではなく、ダイナミックなソングライティングと意図的でほぼ物語的なシーケンスによって、リスナーを恐怖と不安の地獄のような頭脳空間へと陥れ、微妙なエレクトロニクスと追加のパーカッションによってさらに奇妙で混乱させるアルバムとなり、インストのタイトルトラックと壮大なクローザー “Dream in Lies” で頂点に達するのである。Immolationのハーシュなテクニカルさと Godfleshのサイケデリックな威圧感は参考にはなるが、’The Ailing Facade’ の錬金術を完全に捉えることはできない。

‘The Ailing Facade’ は Jacyszynがエンジニアとミックスを担当し、ドラムエンジニアリングとマスタリングは Colin Marston (Gorguts, Krallice)が行っている。アートワークとレイアウトは Mark McCoy (Full of Hell, Pig Destroyer)が担当。