ARTIST : ACT!
TITLE : Strange Bounty / About Life
LABEL : Halocline Trance
RELEASE : 6/3/2022
GENRE : electronica, experimental, modern
LOCATION : Toronto, Ontario
TRACKLISTING :
1.Oblivion Shuffle (feat. Robin Dann & Alanna Stuart)
2.Separation Code is Togetherness Meta
3.Lotto (feat. Robin Dann & Alanna Stuart)
4.50 Million Motives for Making
5.Strange Bounty / About Life (feat. Robin Dann & Alanna Stuart)
6.All the Static in the World be a Softness in My Heart (feat. Robin Dann & Alanna Stuart)
7.Rebuild Your Body (feat. Robin Dann & Alanna Stuart)
8.Peace Javelin Heaven Bound
9.Street Racer
‘Strange Bounty / About Life’ は、2018年にリリースされた「sonic mixtape」「Universalist」、2021年の拡張現実サウンドトラック「Grey Matter AR」に続く ACT！の3作目で、ARとソーシャルメディアの詩的かつ実存的可能性を探求したアーティスト Karen Vanderborghtが制作、ACT！がサウンドトラックしたSnapchatフィルターシリーズである。
この新しいアルバムは、プシュトカの様々なプロジェクトやコラボレーションに存在する美学的・作曲的アイデアの洗練を表しています。このアルバムは、新しいサイケデリアと恍惚としたグルーヴの大胆なブレンドである。物理的な音、作曲、フリーフォームなエレクトロニクスのコラージュであり、同時にオリジナルで大胆、そして穏やかでありながら、時代を超えた親しみやすさとプシュトカのクリエイティブなビジョンの明白で消えない特徴を保持しています。
‘Strange Bounty / About Life’ はある意味、私の最も洗練されたレコードだ。以前のソロ作品は実験的で自然発生的なものだったが、この作品はゆっくりと、より意図的に書かれたもので、その結果、非常に明確なものになったと感じる。Berniceの Robin Dannと Bonjayの Alanna Stuartが素敵なボーカルで参加してくれて、主にギターで作曲、演奏された。「これは “実験的なギターのレコード”と呼ぶにふさわしいと思う」。デヴィッド・プシュトカ（ACT!）
オープニングの “Oblivion Shuffle” では、シンセがヴィンテージ・アーケードのブリープ音、オフキルターなリズム、そして哀愁漂うヴォーカルの下でトリクルやスクエルチを行っている。”Separation Code Is Togetherness Meta”、”50 Million Motives For Making”、”Peace Javelin Heaven Bound”、”Street Racer” といったトラックでは、かすかにディストピアなエレクトロニクス、気障なアンビエンス、焦がした奇妙なリズムのパレットがアルバム全体に繰り返されます。
他の曲ではギターがより際立っており、その存在感がACTの音楽のテーマ的な繊細さを開花させている。楽観主義と実存主義、不安と希望など、Psutkaのバックカタログに一貫したテーマがあるのだ。曲のタイトルからして、その中に並置されているものがわかるし、歌詞を深く掘り下げると、さらに多くのことがわかる。
“Lotto”、”Rebuild Your Body”、そしてタイトル曲の “Strange Bounty / About Life” は、独特のビートと独特の電子楽器に、クラシックソウルのフック、シルキーボーカル、バレアリックギターの滑らかなリックなどが特徴的だ。このアルバムでは、一見バラバラな2つのスタイルが完璧に融合されている。このプロジェクトでPsutkaが約束した洗練の証だ。
