ARTIST : Abel Ray
TITLE : Labyrinth EP
LABEL : PRAH Recordings
RELEASE : 6/25/2021
GENRE : techno, world
LOCATION : Marrakesh, Morocco
TRACKLISTING :
1.Suadade
2.The Thousand Sunsets
3.The Red Interlude
4.Last Exit To Transkei
‘Labyrinth EP’ は、完全に現代的な構造の作品ですが、その起源は古くからあるものです。デジタル時代に感情的な重さとメロディを運ぶためにプログラムされ、制作されたこの作品には、精神的、物質的、想像的、記憶的、そして神話化された、失われた文化と発見された文化の糸が含まれています。
「このEPは、私が読んだ本から生まれました」と説明するAbel Ray(アベル・レイ)は、カサブランカで生まれ、マラケシュに住んでいます。「アマジー文化の文明、それは迷路のようなもので、人々が互いに融合しながらも、何千年にもわたって色と音を保ち続けることができるという迷路で、本物は近代化され続け、そしてこれからもそうであり続けるでしょう。」
拾ったり置いたり、作ったり借りたり、時代を超越したり現代的だったりする、色や音の広がる球体である文化の迷路という概念は、Abel Rayの4曲入りの『Labyrinth EP』の抽象的な表現です。
征服しては謙虚になり、吸収しては克服し、消滅してもなお、私たちの世界に沈殿しているのです。今日、アマジ族は5,000万人以上の人口を有し、モロッコ、アルジェリア、リビア、アフリカ、ヨーロッパにまたがる大規模な少数民族であり、古代と現代を併せ持つ文化を持っています。