ブルックリンのポストパンク／シンセポップ・デュオ、The Vacant Lotsがニューシングルとビデオ “Thank You” を本日リリースしました。先日のシングル “Chase” に続く新曲は、The Vacant LotsがFuzz Clubからリリースする予定のLP ‘Closure‘ からの2曲目です。この新作を引っ提げて、デュオは9月から10月にかけてThe Black Angelsと共に北米、11月から12月にかけてUK/ヨーロッパをツアーする予定です。
ディスコ・オン・ダウナーズのダンスビートとガターロックのギターリフが新曲 “Thank You” を支え、簡潔で痛烈な歌詞（「Thank you for wasted my time」、「Thank you for fucking up my life」）は切り離され死んだように語られています。Jared Artaudはこの曲について次のように語っています。「終わった後、物事を振り返ってありのままに見ることはとても簡単だ。愛と憎しみの二面性のある関係を振り返るのは、とても簡単なことだ。時には、愛していたと思った相手よりも、持っていた時間を失うことの方がずっと悲惨なことなんだ。時間を無駄にするほど悪いことはないんだ」
ブライアン・マクファディエンはこう付け加えます。「”Thank You” は、シンプルであることを前提に作られています。角ばったアルペジオのベースラインとドラムマシンのパターンによって、容赦ないペースが生み出されています。コードにはJUNO-6、リードにはKORG M500を使い、その上にギターを重ねることで、この曲はさらにレベルアップしています。この曲を作るプロセスは、パンデミックのため完全にリモートで行われ、時間をかけてレイヤーがどんどん洗練されていき、それぞれの音源に満足できるようになりました」
