The Pleasure Majenta – “Full Of It”

A Place To Bury Strangersの Oliver Ackermannが運営する Dedstrangeは、先月テクノ・トラッシュ・デュオ Data Animalのデビュー盤を発売し、今回はベルリン在住のNZゴス・パンク The Pleasure Majentaの新譜を発表するなど、アオテアロア地下活動の暗い流れを掴んできた。この曲は、灼熱のギター、スコールするサックス、絶え間なく叩き続けるパーカッション、野太い叫び声が邪悪に絡み合いながらも、しっかりとしたキャッチーな核を備えている。

バンドのEJ (L V J)と Lawrence Fergus Goodwin (Career Girls, Caroles)が Amos Turnerの協力を得て制作したこのシングルのビジュアルは、ベルリンの「8MMシーン」を取り巻くコミュニティを魅力的に描いた夜間の薄暗いビジョンで、見る者に悪魔のような体験をさせてくれるだろう。Looming, The Spindleは7月中旬にリリースされ、「多くのアルバムがそうなりたがっているが、的外れな痛みにまみれたアルバム」と評される。

Posted on 04/06/2022