The Berries – “Prime”

孤立した世界の危険に直面し、’High Flying Man‘ は偉大なアメリカのソングライティングの伝統に再び火をつけ、憧れる大衆の声を代弁する。アーティスティックなシニシズムもノスタルジックな現実逃避も拒否し、The Berriesはより多くの生命を要求している。

Matt Berry(マット・ベリー)の偽名プロジェクトとしては3枚目のアルバムとなる。21世紀の倦怠感を深く掘り下げ、世界の欠点からの解放を求める揺るぎない憧れを、緻密なレイヤーで表現した楽曲は、喪失と欲望が主役。どの曲も、ポップなフック、ロックの力強さ、サイケデリアが複雑に混ざり合った、落ち込んだポピュリストのアンセムで、普遍的なつながりへと掌を広げている。

本日リリースされたリード・シングル “Prime” では、The BerrieはLindsay Buckinghamのようなシンプルなポップの達人であることを表現しています。この曲では、ミレニアル世代のモラルの欠如を批判し、活力と信念を取り戻したいという願いを込めて、「Getting old, I’m getting old」と落ち着きのない調子で歌っています。

浅はかな心、平和な心、階級的な心をすべて捨てて
全盛期を過ぎて角を曲がる
9時15分には就寝
年をとっていく、年をとっていく、年をとっていく
年をとっていく、年をとっていく、年をとっていく
パレスチナのことは時間の無駄だ」と言う
段ボールにRESISTと書いた看板を
庭に吊るしたが、なぜかわからない
年をとっていく、年をとっていく、年をとっていく
私は年をとっていく、年をとっていく、年をとっていく
手に傷ひとつ負わずに この国の法を執行するんだ
自業自得だ

Posted on 06/16/2022