SCALPING – “REMAIN IN STASIS” (feat. Grove)

ブリストルのシンセパンク・カルテット SCALPINGは、Houndstoothからリリース予定のデビュー・アルバム ‘Void‘ を発表し、そのリード・シングル “Flashforward” を公開していました。彼らは今回、同じブリストル出身の Groveをフィーチャーした2枚目のシングル “Remain In Stasis” をドロップしている。

この新曲は、脈打つような、暗くダンサブルな回想であり、記憶そのものへの瞑想である。SCALPINGは、トランクに響くようなローエンドと金切り声のギターで汚れたトラックを作り、Groveは、ほとんどがモノトーンでありながら、なぜかダイナミックで、原始的な叫び声に変化するとより衝撃的な熱のあるボーカルでそのエネルギーを表現しています。

SCALPINGは、「初めてボーカルを入れた音楽を共有するのはとてもエキサイティングだ」と書いています。「バンド以外の人と音楽的にコラボレートするのは初めてだったけど、Groveとの作業は素晴らしかった。特に、2年間の大半の間、様々なロックダウンを通じてリモートで音楽制作をしてきた私たちにとって、彼らがプロセスにもたらしたエネルギーと曲を進化させる方法は、信じられないほど新鮮でした。”Remain in Stasis” は音楽的にはアルバムの中で最もシンプルな曲ですが、完成までに最も長い時間を要しました。アルバムのマスタリングのためにロンドンに向かうバンの中でミックスを終えたんだ。

「僕とSCALPINGはブリストルのMickey Zogg’sで出会ったんだ、僕らのNoodsラジオ番組は次から次へとやってくるからね」とGroveは続ける。「僕は以前から彼らの芸術性に感心していたし、一緒に曲を作らないかと誘われた時は嬉しかったよ。何杯か飲んで、記憶という概念についてよく話し合った後、彼らの曲のデモをワープさせて遊ぶことになった。私は記憶の二面性を探るリリックにたどり着きました。記憶には、美しくも恐ろしいもの、思い出に浸るもの、トラウマになるもの、そしてその間にあるあらゆる平凡なものの陰影を表現する力があるのです。これはそのカタルシス運動なんだ」

“Remain In Stasis” には、Red Tubbyが監督した狂気的なデータモッシング、スモーク、レーザー、ストロボが満載の統合失調症のビデオが付属している。

Posted on 03/11/2022