Sarah Kinsley – “What Was Mine”

Sarah Kinsleyは、近日リリース予定のEP ‘Cypress’ は、彼女の ‘The King’ EPが残したものをピックアップし、彼女の創造的な作品を拡大しつつ、アプローチも洗練されたものに仕上がっている。サラのコメント…

「2021年のEP ‘The King’ のリリースからほぼ1ヶ月後の同じ夏、家族とカリフォルニアを旅したとき、私は今まで知っていたどの場所よりも、肉体的、感情的、精神的に強いつながりを感じたわ。私は人生の大半を、コネチカット州の小さな故郷と、大きく異なるシンガポール島の間で過ごしてきました。私はカリフォルニア州マウンテンビューで生まれましたが、そこで暮らしたのは人生の最初の5カ月だけでした。カリフォルニアを車で走っていると、必ずしも家にいるような気がしないのですが、自由な感じがしました。私はイトスギの木に愛着を持ち、ハイウェイ(カリフォルニア出身の友人たちはフリーウェイと呼ぶ)沿いを探しては、その意味を読み解こうとし、なぜその神秘性から目をそらすことができないのかを考えていた」

「私は木々を見つめ、光の切れ端、あるかもしれないものの割れ目、緑の中に含まれるかもしれない生命を探した。そして、ここからEPが始まったのです。自分が何者であるかという二重の考えから遠ざかっていたこと、ペンを取ることができなかったこと、これらすべてがある種の隠蔽、保護、保存であったと理解したのです。おそらく私の一部は、もしヒノキがなかったら、もし私を救ってくれるものがなかったら、私は自分のすべてを失うかもしれないと感じていたのでしょう。アートを作りながら、自分自身の一部を救うことはできるのだろうか?」

ニューシングル “What Was Mine” は現在オンライン公開中で、うっとりするようなレフトフィールドのポップな展開に、自分で振り付けた端正なダンスがマッチしている。

Posted on 05/13/2022