先週予告していたProtomartyrは、ニューアルバム ‘Formal Growth in the Desert‘ をDominoから6月2日にリリースすることを正式に発表しました。バンドはテキサス州のSonic Ranchで制作し、ギタリストのGreg AheeとJake Aron (Snail Mail, L’Rain) が共同プロデュースしています。「砂漠は、どちらかというとメタファーやシンボルです」とフロントマンのジョー・ケイシーはアルバムのタイトルについて、「感情の砂漠、または生命がないように見える場所や時間」と語っています。
この3年間はケイシーにとって困難な時期でした。10年以上前からアルツハイマーを患っていた母親を亡くしました。また、彼が生まれる前から家族が所有していたデトロイトの家からも引っ越した。「バンドがまだ存続していることは、私にとってとても重要なことでした」。
バンドはアルバムのオープニングトラック “Make Way” を公開しています。この曲は殺伐とした雰囲気で、ケイシーが「悲しむのは勝手だけど、その日を台無しにしないで」と歌い、曲のタイトルを吠えるアグレッシブな曲です。Trevor Naudが監督したビデオをご覧いただけます。彼はこの曲が過去のProtomartyrの作品と関連していると語っています。
「”Make Way” と2020年の “Worm In Heaven” のビデオの間には、意図的な貫通線があるんだ。この2曲は互いにパートナーであるように感じられるので、ビデオも同じ世界に存在するように感じさせたいと思いました。何層もの実験が行われているのですが、すべて閉ざされた環境の中で行われています。外の世界で何が起きているのかはわかりませんが、物事がうまくいっていないような雰囲気が漂っています」
