Pine Barons – “ナイトクルージング”

フィラデルフィアのアートロックバンド Pine Baronsが、Fishmansのカバーアルバム ‘I LOVE FISH‘ を発表し、カバー曲「ナイトクルージング(Night Cruising)」のPVを公開しました。

リード・ヴォーカルのKeith Abramsは、「ナイトクルージング(Night Cruising)は、このアルバムのために初期の段階でまとまった曲で、英語に翻訳するのが簡単な曲の一つだった」と語っています。「リリース当時は Fishmansの人気曲だったので、そのドリーミーさを忠実に再現し、その上にクレッシェンドして至福のラストを迎えるようにしたかったのです」

「今回のビデオでは、私たちが発見した Fishmansの明るさ、活気を体現しようとしました。彼らの音楽を振り返ることで、私たちは本当に前を向くことができるようになりました。私たちが忘れかけていた、憧れの好奇心や畏敬の念に火をつけ、蘇らせてくれた。音楽に対する愛と感謝を、創造的かつ客観的に思い出させてくれた」と、キーボード奏者でミュージックビデオの監督を務めたAlex Beebeは語る。

Fishmansのファンである Pine Baronsは、オリジナルのレコードに施された複雑なディテールを再現し、敬意を払うとともに、自分たちなりの細心の注意を払ってアレンジを加えました。例えば、30分に及ぶ伝説的な “LONG SEASON” では、バンドは3つの異なるサンプラーを使ってスノーギースの野原を駆け抜け、トランジションを行っています。バンドはこの曲のレコーディングについて、次のように説明しています。「グロッケンシュピールのトーンバー、ベル、フォーク、ナイフで風鈴を作り、天井から吊るした自転車のタイヤのリムに吊るしたんだ。回転する風鈴の下に置かれたマネキンの頭の耳から出た2本のマイクを使って、バイノーラル効果を狙って録音したんだ」

Up and down, up and down
Slow, fast, slow, fast
Up and down
Oh, night cruising
Night Cruising
Night Cruising

Not because of anyone,
On the night when I was gone
Oh, she was a carrier in the night
I could hear her footsteps coming

I’ve lived for nobody else’s sake,
And only for my own
Still, there are reasons left to celebrate
Oh, a gift from heaven.

Oh, up and down, up and down
Slow, fast, slow, fast
Stay together
Oh, night cruising
Night Cruising
Night Cruising

Yeah, yeah, yeah

I’ll keep the windows open,
I think I feel a melody
I’ll keep the windows open,
I think I hear a pleasant voice

Posted on 05/17/2022