PHONY – “SUMMER’S COLD”

かつてDonovan Wolfingtonに在籍し、現在はJoyce Manorのライブメンバーとしても活動しているNeil Berthierの現在のプロジェクト、PHONYが、Joyful Noise Recordings / Secretly Distributionと共同で、自身のレーベルPHONY INDUSTRIESからニューアルバム ‘At Some Point You Stop‘ を7/29にリリースすることになりました。プロデューサーのChaz Sextonと共に制作されたこのアルバムには、最近のシングル “Great White” が収録されており、今回の発表に伴い、ニューシングル “Summer’s Cold” が公開されました。爽やかなインディー・ロックから始まり、爆発的なパンキッシュなクライマックスに至るこの曲は、このLPのテイストを期待させるものです。「このアルバムの多くは、記憶が儚いものでありながら、人生のあらゆる場面で決定的な柱となるというアイデアについて書かれている」とニールは語る。「この曲のリフは何年も前から持っていたんだ。母の家にチューニングの合っていない古いギターがあるんだけど、遊びに行ったときにそれを拾って、何が出てくるか確かめてみるんだ。どういうわけか、いつもそこから何かを得ているんだ。魔法にかかったような感じ。この曲は、父の死や、ここ数年の世の中の騒動にどう対処しようかと考えた曲なんだ」

この曲には、ニューヨークで撮影され、アンナ・ラングストンが監督したビデオが付属しており、「ビデオは、孤独なゴリラが自分と同じような人に出会って喜びを見出すという内容です。ニューヨークに住む20代の若者にとって、超リアルで身近に感じられる瞬間と不条理を対比させることで、ユーモアを見出したいと思っていました。身近な場所や「親近感」のあるデートの瞬間を注入しようとしたのです。もちろん、その親しみやすさがこの物語の核にもなっています。ニューヨークは恋人たちのためにあり、このゴリラは私たちみんなの中にあるのです」

Posted on 06/07/2022