Phantom Limb – “Dumbo Returns”

バーミンガムを拠点とするバンド、Phantom Limbがリリースるアルバム ‘Pastoral‘ は、シンガーソングライターの Andrew Laningham(アンドリュー・ラニンガム)が青春時代を過ごした南部の田舎をテーマにしています。インディーポップのフックに魅力的な電子音のテクスチャーやサンプルを融合させたこの作品で、ラニンガムは、牧歌的な美しさと根底にある痛みの両面から、彼の子供時代の土地の完全なビジョンを探求しています。

ラニンガムは次のように説明しています。「現代のメディア、インターネット、テクノロジーは、田舎の生活の一部となり、奇妙さ、閉所恐怖症、過剰な刺激につながっています。牧歌的なものは美しいかもしれませんが、元々の美しさの一部を残していても、文脈から切り離された空虚なシンボルに頼る空虚な幸福を表しているのです」

ラニンガムは、すでにアルバムからのデビューシングル “Guppy” を発表していますが、本日、最新のシングルとビデオ “Dumbo Returns” を公開しました。ラニンガムは次のように説明しています。

「”Dumbo Returns” は、2020年、特にCOVIDにまつわるパニック状態を反映しています。2年ほど前にこの曲のバージョンを書いたのですが、結局スクラップしてしまい、レコーディングもしませんでした。’Pastoral’ を書くにあたって、この曲を見直すことにしました。昨年の私の頭の中(かなり混乱していて、全体的に悪かった)を反映して、曲全体をやり直し、歌詞を書き直しました。この曲は、私の精神状態がどのようにしてこのような偏執的な思考パターンにつながったかを中心にしています。不安がさらにひどい不安を呼び、世界最悪のゼロックス機のように自分自身を複製してしまうことを歌っています。”Dumbo Returns” は、私がそのようなことに悩んでいて、その後、破片を拾い集めようとしているところです」

Posted on 09/08/2021