テキサス州アビリーンの作曲家、プロデューサーであるJohn Mark Laphamは、Old Fireという名前でレコーディングをしていますが、彼の新しいアルバム ‘Voids‘ では、目を見張るようなボーカリストを起用しています。Julia Holter、Adam Torres、Emily Cross (Cross Record, Loma)に加え、伝説のアーティストBill Callahanが3曲で参加しています。そのうちの1曲、John Martynの “Don’t You Go” の心にしみるカバーがリリースされました。また、DovemanことThomas Bartlettのピアノがフィーチャーされています。
「この曲はもともと友人の作曲家と一緒に作ったのですが、ボーカリストがいないまま何年も放置されていました。この曲は私の心に響いたので、私のアイデアをもとに、トーマス・バートレットに参加してもらい、美しいピアノ・パートを録音してもらいました。ビルはパズルの最後のピースでした。私は、このアルバムのサザン・ゴシックな雰囲気をさらに高めてくれる、少し年配のボーカリストを探したんです。共通の友人であるトール・ハリスに彼を紹介され、そこから発展していった。この曲のリリックは、喪失と悼みというテーマが、アルバム全体の物語によくマッチしていますね。ビデオでは、そうしたコンセプトを表現し、父親が記憶と傷によって生き埋めにされていく様子を描きたいと思いました。Old Fireの他の要素と同様、この地域には荒廃と衰退が多いので、舞台はテキサス州西部でなければなりませんでした」
