Nightlands – “Hymn to Me”

Moonshine EPの制作中、Nightlandsこと Dave Hartleyは、生まれ育ったフィラデルフィアを離れ、ノースカロライナ州のアッシュビルに移りました。ノースカロライナ州の緑豊かな丘陵地帯に位置するハートリーは、パンデミックを乗り切り、世界の気候危機の現実(そして新しい父親としての影響)を静かに処理するためのサンクチュアリを見つけました。また、EPと2022年にリリースされる予定のフルアルバムを完成させるための適切な環境を得ることができました。’Moonshine EP‘ は、The War on Drugsを現代音楽の中で紛れもない存在にした紛れもないベースラインを軸に、クリスタルのようなボーカルハーモニー、包み込むようなキーボードパッドを取り入れ、Nightlandsという夢の広がりの中で、これまで見たことのない土地を明らかにしています。

リードシングル “Hymn to Me” について、Dave Hartley氏は次のように述べています。「2015年の夏、私は婚約者(現在の妻)と仲の良い友人たち(Hiss Golden Messengerのマイク・テイラー、ブラッド、フィル・クックを含む)と一緒に、ソージャティーズの Big Pinkで魔法のような週末を過ごしました。キッチンで一緒にタコスを作り、庭で酒を飲み、そこにいるだけでめまいがした。私はリチャード・マニュエルの部屋で寝たのですが、床板をこじ開けて失われた歌詞やリック・ダンコのプレクトラムが出てこないかと考えていました。もちろん、一日中、ザ・バンドやボブの曲を聴いていたので、本当に巡礼しているような気分でした。ある夜、私たちは深夜まで起きていて、焚き火を囲んでギターを弾き、「Acadian Driftwood」 の歌詞を思い出そうとしていました。話はいつの間にかニック・ロウやパブ・ロックの先駆者であるブリンズリー・シュワルツに移り、彼らの最も牧歌的な曲のひとつである “Hymn to Me” のバージョンをレコーディングしようと酒の席で計画したらしい。元々はブラッド、フィル、マイクにハーモニーを手伝ってもらおうと思っていたのですが、実際に演奏してみると自分ではどうしようもありませんでした。メグ・ダフィーにはギターのインストゥルメンタルを、ロビー・ベネットとジョン・ジェイムス・トゥールヴィルにはそれぞれオルガンとペダルスチールを手伝ってもらいました」


Posted on 11/09/2021