Moxyblossom – “Tin Can On A String”

Moxyblossomは、Evelyn CormierとJacob Sniderによる新進気鋭のソングライティング・デュオです。Facetimeで何度も通話をしながら、CormierのまばらなボーカルとSniderのクリスタルなアレンジが際立つミニマルなインディーポップを作り上げています。彼らはその組み合わせを “エモーショナル・ポップ”と呼んでいます。バンドは昨年、一連のシングルを自主制作し、今年はDangerbird RecordsのMicrodoseシリーズで2枚のシングルをリリースしました。

先月、2枚のシングルのうちの1枚目 “Did You Feel That” を発表し、本日、2枚目の “Tin Can On A String” を公開しました。

Moxyblossomのエモーショナルなポップのカタログの中でも、”Tin Can on a String” は特に辛辣で親密な印象を与えます。CormierとSniderのボーカルはガラスのように美しく、まばらなピアノのループとメロトロンのフルートのうねりの上で甘いハーモニーを奏でています。一方、歌詞は遠い過去に目を向け、人生を変えるような恋愛に失敗した後、昔の自分を認識することができないでいる。その結果、この曲は、最も静かな瞬間にさえ驚きを与える、反芻的な美しさを持つ作品となりました。

バンドはこの曲について、「”Tin Can On A String” は、僕らの中で最も親密な曲かもしれないね。メロディーとピアノはオルゴールのようで、魅力的で不思議な感じだ。この曲は、変身について、そして自分自身を認識することができないという心細い感覚について歌っているんだ。ジェイコブが交通事故に遭ったとき、その余波で誰かの電話の声が信じられないほど遠くに、まるで糸でつながれたブリキ缶のように聞こえたことからインスピレーションを得たんだ。この比喩に二人とも共鳴し、この曲を中心に残りの部分を作り上げたんだ」

Posted on 05/19/2022