Melody’s Echo Chamber – “Alma”

今月末、Melody’s Echo Chamberとして知られるフランスのサイケ・ポップの巨匠 Melody Prochet(メロディ・プロシェ)が、サード・アルバム ‘Emotional Eternal‘ をリリースする。プロシェは、2018年の前作 ‘Bon Voyage’ で一緒に仕事をしたコラボレーターである Dungenの Reine Fiskeと the Amazingの Fredrik Swahnと共に、このLPをレコーディングしたのだ。すでに初期曲の “Looking Backward” と “Personal Message” を公開しているが、今回プロシェは新曲 “Alma” を公開している。

“Alma” はフランス語と英語で歌われるソフトなヒップ・スウェイなトラックで、プロシェの娘さんへのオードである。プロシェと娘は、子供が1歳の時に一晩だけ離れ離れになったことがあり、その時に “Alma” を書いたそうです。その由来を知らなくてもとても可愛らしい曲ですが、母親が自分の子供について歌っていると知れば、さらに素晴らしいものになりますね。プレスリリースの中で、プロシェはこう語っている。

「私にとって、この曲は蝶々です。歌というより、人生への小さな詩のような気がします。『Bon Voyage』以来、静寂の響きの中から生まれた最初の曲です。純愛の泡から他人の世界へという、本質的でありながら心を揺さぶるような、そういう精神的な体験の感動を記録したのだと思う..

“Alma” は再びストックホルムのスワーンのスタジオで録音しました。グルーヴに特別な注意を払い、スイング感を出し、軽やかな面を強調しながらも、どこか霧のベールの中で危険な音をマイナーに鳴らしたことを覚えています。ヨハン・ホルメガードがドラムを、グスタフ・エステイスがピアノと小さなベルベットのフルートを、ジョセフィン・ランステインが超越したストリングスとノイズを、レイネとスワーンの指示で作り上げました」

Posted on 04/07/2022