Kevin Morby – “This Is A Photograph”

Kevin Morby(ケヴィン・モービー)は、2020年の ‘Sundowner’ に続くニュー・アルバム ‘This Is A Photograph‘ を発表した。今作のインスピレーションは、父親が健康を害して間もなく、モービーが家族の写真の箱を見ていた時に得たものだという。そのリード・シングルはタイトル曲でもあり、モービーが見ていたそれらの写真のいくつかを振り返ったものだ。「フロントローンでシャツを着ていない君のお父さん、ケンタッキーの冷たい土の中でスカートを履き、庭で笑っている君のお母さん(笑)すべてが始まった場所に戻ってきた」

‘This Is A Photograph’ は、2016年の ‘Singing Saw’、2019年の ‘Oh My God’ も手がけた Sam Cohen(サム・コーエン)がプロデュースしている。「サム・コーエンと僕は、この作品ですべてを壁に投げつけたかったんだ。すべての家族が直面する、時間を追いかけ、人生を生き、できるだけ長く互いにしがみつくという戦いについてです」とモービーは述べています。「そして、アメリカの若い家族から生まれる夢と、その夢が最終的に行き着く先を描いています」

これは写真だ、過去への窓だ
シャツを脱いで芝生にいる君の父さん
テキサス西部の太陽の下、世界を相手にする準備はできている
あなたが生まれた年、あなたが今いる年
カメラの後ろにいる妻、娘、そして赤ん坊の男の子
彼の目には、死んだらこれが恋しいと書いてあるような輝きがある。
そして、生きていることの寂しさは、これだ。私の体、私の娘、私の息子、太陽

今、時は無敗のヘビー級チャンピオン
彼の顔で笑う、シュガー・レイのように踊るように
昔は “c’mon c’mon “だったけど今は “no mas, no mas”

そしてこれは写真、過去への窓だ
ケンタッキーの冷たい土の中で、スカートをはいたあなたの母が
庭で笑って(笑)すべてが始まった場所に戻る
笑顔で、すべてのものを元の場所に置く
彼女の目に光るのは、「生きているとこんなにも寂しいものなのか」という言葉。
そして、これは私が死んだ後に恋しくなるものです

これは写真だ、過去への窓だ
芝生の上で、世界を相手にする覚悟を決めた私の姿
テネシーの太陽の下、王国の中で
目が輝いている、と言っているようだ

Posted on 03/04/2022