Julia Shapiro – “Wrong Time”

Chastity Beltの Julia Shapiro(ジュリア・シャピロ)は、2019年の ‘Perfect Version’ に続く2作目 ‘Zorked‘ からこれまでに、”Come With Me” とドローンの “Death (XIII)” をシェアしています。そして新たにシューゲイザー調の “Wrong Time” を公開しました。このトラックには、夢のような粒状のビデオも付いています。シャピロはこの曲についてこう語っています。

「この曲を書いたのは2020年の6月で、終わりのないように見える世界的なパンデミックの中、自分が今LAに住んでいるという事実に完全に折り合いをつけた後でした。この曲は、自分が呪われていることを完全には認めず、どんな状況でも自分の人生を維持するために懸命に戦い、その過程でさらに自分を呪うことを歌っています。この曲は、アコースティック・ギターでBとEの高音弦を超高速で弾き、リバーブとディレイをかけた状態で始めました。デモ用に録音したオリジナルのギターは、愛着があったのでそのまま使っています。このギターが曲の雰囲気を作ってくれています」

ビデオ監督の Colby Makinはこう付け加えています。

「”Wrong Time” は、家に閉じこもった状態の内的フィードバックループを視覚化したものです。ワクチンを接種した後、ジュリアと私はのんびりとした午後を過ごし、2020年の彼女の典型的な日常生活を撮影しました:部屋を散らかしたり、近所を散歩したり、ベッドの上でギターを弾いたり。その後、私は自分の部屋に閉じこもり、アナログのビデオミキサーと古いカムコーダーを使って、撮影した映像を試してみた。その結果、驚くほどアンビエントなテクスチャーと雲のコラージュが出来上がりました。ジュリアがリードしていますが、このビデオは、私たちが遠くから共有していた流浪の日々の集合的な反映のように感じられました。最後には、すべての青の中に暖かい安らぎを見つけました」

自分のプライドを飲み込まない
治療法を探しているだけ
誠実さに欠ける
でも押しが強いのは確かだ

そう、私は最悪のニュースなのだ
最悪のニュースで
あなたは最後の希望であり
ゆっくりと死んでいく

恐ろしい贈り物を
あなたは決して手放さないだろう
優しさの重荷
留まらざるを得ない

そう、これは間違った選択だった
最悪のタイミングで
誰もが
大きな嘘をついて

それが
最後の時
私は自分が
この穴の中で
この穴に
私が掘った


Posted on 10/05/2021