Helm – “PARA”

ロンドンの探検家的産業人である Luke Younger(ルーク・ヤンガー)は、最新コレクション ‘Axis’ の制作を、ルーツへの解放的な回帰と表現しています。「初心に返るような、自由な気分でした」 パンデミックの前に、ダンスパフォーマンスのサウンドトラックとして始まったこのコレクションは、当初、「身体的な動きを意識した、直感的なもの」を目指していました。プロジェクトが無期限休止に移行した際には、ダイナミックな身体性の感覚を維持しつつ、素材をLPの文脈で再構築しました。その結果、天井の低い空間で船酔いのような音が鳴り響き、破砕された音、ヒューヒューという水蒸気、粒状のもやの粉砕された螺旋が襲いかかり、重苦しく、心を打つ作品となりました。心と同様に身体から、そして身体のための、最も高度で説得力のある形のノイズです。

「”PARA” はアルバムの最後に完成させた曲です。この曲は、2回目の監禁事件が起きるまでの冬の間、ライターズブロックと呼ばれる状態が続いていました。その間、ほとんどの週末は、私が住んでいる北東ロンドンの境界線からアクセス可能な多くの沼地や森林をあてもなく歩き回っていました。時々、散歩の様子を携帯電話で録音して、インスピレーションを得て、アルバムを完成させるための頭の回転を取り戻すようにしていました。そのうちのいくつかがこの曲に収録されています。1週間ほど前、再びこの地域を歩いていたときに、この曲のためのビデオクリップを作ろうと思い、自分の散歩の様子をたくさん撮影しました。この曲のビデオクリップを作れないかと考えたのですが、当時のことやこの曲のことを思い出すような映像を作りたかったのです。これはすべてiPhoneで撮影され、自分で粗く編集されています。自分の曲のビデオを作るのに、わずかな手段で試みたのは初めてです」ルーク・ヤンガー