Hatchie – “Quicksand”

オーストラリア・ブリスベンのアーティスト、Harriette Pilbeamによる Hatchieは、Secretly Canadianと契約し、9月にレーベルからのファーストシングル “This Enchanted” をリリースしました。そして今回、彼女は新しいレーベルからリリースされるニューアルバム ‘Giving the World Away‘ を発表しました。プロデュースは Jorge Elbrecht、パーカッションはBeach Houseのライブドラマー James Baroneが担当しています。「私は素敵なドリームポップの曲以上のものを書くことができるし、ただ恋をしているとか、失恋しているとかいう曲を書く以上のものがあるのよ。このアルバムは、私にとっての始まりのようなもので、表面を削っているような感じ」

“This Enchanted” に続くアルバムからのニューシングル “Quicksand” は、Dan Nigroと長年のコラボレーター Joe Agiusとの共作で、キラキラしたドリームポップです。「”Quicksand ” は、決して満足することができないという現実と向き合うことをテーマにしているわ」とハリエットは言う。「2019年のツアーの合間に家にいた時に書き始めて、翌年ジョー・アギウスとダン・ニグロと一緒に仕上げたの。私は、技術的にはうまくいっていた自分の人生のいくつかの異なる事柄について、幸せでないことに罪悪感と恩知らずさを感じていた。過去や未来に執着せず、現在の自分に満足する方法を理解するために、何年もかけて学んだ思考回路や感情を克服する必要がありました。このビデオは、華やかさと壮大さに囲まれているにもかかわらず、このような悲しみと怒りの並置を示すことを深く掘り下げています」

それが当たり前だと思っている自分がいる
私はここで幸せになるべきだと思っている
私が願っていたことがすべて起こる
私の背中をはっきりと見つめている
その時、パターンが支配する
何度も何度もゲームをする
決して私を手放さないことを知らせてくれる
わかってる

欲しいものが全て手に入ったら もっと欲しくなるだろうか?
戦うべきものがなくなっても戦い続けるだろうか?
時々、流砂の中に沈んでいくような気がするんだ
昔はこのために死んでもいいと思ってた
自信がなかったことを認めるのは嫌だ
流砂の中に沈んでいくような気がするんだ

私が決してならないと思っていたこと
気持ちだけで尾を引く
ベッドに横たわり、天井を見つめる
さらば光よ闇が奪う

それが私の知っているすべてであり、それを取り戻す

私は待っている、期待している、息をひそめている
私がしなかったことをすべて考える
努力はしているつもりだが、何の役にも立たない
私に残されたのは幻滅だけなのに

Posted on 01/20/2022