Gold Panda – “The Corner”

イギリスのエレクトロニックミュージシャンGold Pandaが、6年ぶりのアルバム ‘The Work‘ をCity Slangからリリースすると発表しました。このアルバムは、父親となり、禁酒をしてから初めての作品となります。

このアルバムのタイトルは、彼が6年かけて制作したレコードの文字通りのステートメントであると同時に、より深く掘り下げると、彼が今この場所にたどり着いた経緯と同じように反映されているという啓示でもあるという、興味深いものとなっています。「この作品は、私のセラピーでよく使われているもので、セルフケアやメンタルヘルスに関する本でもよく耳にする言葉です。私はセラピー、ランニング、ピラティス、そしてオステオパスを実践してきました」と笑います。しかし、ここ数年は、「セルフケアと、自分のどこが悪いのか、なぜ落ち込んでいるのかを知るために、自分自身に働きかけること」が主な目的だったと、より簡潔に述べています。また、「長女が生まれたとき、自分一人ではなく、自分自身の世話をすること、何もする時間がないこと、自分の時間を管理することが本当に大変だとわかったので、それにも取り組まなければならなかった」

‘The Work’ には、最近のシングル “I’ve Felt Better (Than I Do Now)” と、リリースされたばかりの “The Corner” が収録されており、切り刻んだボーカルサンプルによって豪華なダウンテンポの曲になっています。「何年か前に友人がDean Friedmanのレコードをくれたんだ。『The Wire』を見ていて、『Lydia』の中のセリフを聞いたら、ループさせていじってみたくなった。このアルバムを作るときに、またサンプルを見つけて、新しいレコーディングの方法を持っていたので、ゼロから始めて、すべてが一緒になった。’Lucky Shiner’ を作った時、みんなそのトラックでラップしてSoundcloudなどにアップしていたから、これをきっかけにまたやってもらえたらと思ってるんだ」Lenny Rothenbergが監督した映像をご覧ください。

Posted on 09/08/2022