Furrows – “Grey Cities”

シンガーソングライターであり、バークリー大学でジャズを学んでいた Peter Wagner(ピーター・ワグナー)による Furrowsが、デビューアルバム ‘Fisher King’ を予定しています。そのリードシングル “Grey Cities” は、爽やかでフェザー級の曲で、Tasha Abbot and Zack Nestel-Pattがコラボレートしたビデオも公開されています。この曲についてのワグナーは、

「”Grey Cities” は、私たちが抱えている幽霊に対するエレジーです。この曲は、かつて堅固で永遠に続くと思われたものが、私たちの手の中で溶け、指の間をすり抜け、手の届かない広い世界へと逃げていき、永遠に私たちの手の届かないところにあることへの黙想です。見えないけれど、いつもそこにある」

あなたはもういない
地平線に覆われて
あなたの救い
灰色の街

彷徨いながら記憶を辿っていくと
あなたが残したものを追いかけて
君の瞳に映る輝く太陽
見えない

遠く離れていても私たちは一つ
あなたの夜を満たす香りの中で
あなたが挫折したとき、私はあなたを捕まえるだろう
しかし、私はラインの反対側でここで迷子になっている

開けた場所で、見えない、見えないけど、いつもそこにいる

毎回、私は壁を越えて手を伸ばす
私の弱さであなたに手を伸ばす
そこには何もない、何も解決できない
でも、心の中の空虚さを知るために
この内なる目は、消えていく

聞こえるのは優しい声 冷たくも切実な声
扉を開けて呼んでいる 慰めがある
廃墟の中で生きている記憶の中で我々は階段を這い上がっている
本当の何かへ

目に見えないオープンな場所で
見えなくてもいつもそこにある

開かれた場所で、見えない場所で
見えない


Posted on 08/26/2021