Es – “Swallowed Whole”

ロンドンのEsがリリースされるEP ‘Fantasy‘ からの新曲 “Swallowed Whole” のPVを公開しました。

この曲は、パンキッシュなリズムと、鬱積したフラストレーションをぶつけるようなヴォーカルで痙攣する、落ち着きのない曲で、The Raincoatsのようなものを思い出させますが、生き生きとした表情でそれを表現してくれています。

バンドのMaria Cecilia Tedemalmは、「音楽的に ”Swallowed Whole” の作曲過程は少し曖昧ですが、最初のラフデモを何度も聴いて超興奮し、自宅から7分のバス停まで歩きながらほぼ全ての歌詞を書いたことをとても鮮明に覚えています。最初の一行が決まれば、あとは流れで書いていました。この曲は、テーマ的に、とても狂おしく生々しい感情に触れるので、私は、吐き出したくなるようなフラストレーションをたくさん溜め込んでいたのだと思う。この曲は、ナイフの刃の上に立っているようなもので、完全に食い尽くされる前に自分自身や今の状況から逃げ出したいと思っているんだ。この曲のビデオは、バーモンドシーにあるヘッドコールドという友人のレコーディングスタジオで撮影しました。当初は “Swallowed Whole” をスモークで表現する予定だったんだけど、残念ながらスモークマシンを借りたのでうまくいかず、海の中をテーマにしたハイスクールのプロムで演奏するような感じになったよ」。

Posted on 03/01/2023