Eaves Wilder – “Are You Diagnosed?”

ロンドンを拠点に活動するソングライターEaves Wilderは、過去1年間にわたり自身のBandcampページに未発表音源を公開しており、本日、これらのシューゲイザー風のシングル曲が3月24日にSecretly CanadianからリリースされるデビューEP ‘Hookey’ で再登場することを明らかにした。”I Stole Your Jumper” と “Morning Rain” で予告されているように、このEPは、身近な環境から世界全体に至るまで、もどかしい環境の中で青春している若い女性の精神空間に生息するものだそうです。「私は曲を聴いている人を想像して曲を書くのですが、それはいつもとても悲しい、孤独な14歳の女の子なんです」と彼女は話しています。「彼女が誰であれ、聴いて、「まさに私が経験していることだ、この人は理解してくれている、私は一人じゃない」と思ってもらいたいの」。

EPのニュースとともに、ワイルダーは今日、プロジェクトからの別のカット ”Are You Diagnosed?” を公開している。この曲は、深刻な資金不足の児童・青年期精神保健サービスの待合室での経験を綴ったもので、「死に近ければ近いほど、待機者リストの上位に行く」と、彼女は説明している。「摂食障害の人たちはとにかく負けず嫌いなので、待合室を見渡すと、「ここで一番病んでいる人にならなければ」と簡単に考えてしまうのです。腕に包帯を巻いたり、鼻にチューブをつけたりしている女の子より、もっと病んでいなければならない、そうでなければ治療してもらえない」と。

グランジポップのインストゥルメンタルと彼女の甘ったるいボーカルの下で煮えたぎる怒りに合わせて、この曲の不気味なビジュアルは、医者にかかる悪夢を再現したものとなっています。

Posted on 02/16/2023