Devin Hoff – “Go Your Way” (feat. Sharon Van Etten)

Devin Hoff(デヴィン・ホフ)は、10年以上にわたってアン・ブリッグスの音楽を集中的に研究し、彼女の限られた録音作品から曲を書き起こし、練習し、編曲し、演奏してきました。ブリッグスは、1960年代のイギリスのフォークシーンを代表する人物で、才能あるソングライター、即興演奏家、そしてアマチュアの音楽学者でもありました。ブリッグスは、伝統的なイギリス、スコットランド、アイルランドの旅人の歌を、伝統を重んじると同時にパンクの反抗を予感させるような気取らないアプローチで蘇らせました。このレコードは、ブリッグスの非常に超越した音楽を鑑賞するためのものであり、人物への賛辞ではありません。本日、ホフは ‘Voices From the Empty Moor (Songs of Anne Briggs)‘ からのセカンドシングル、Sharon Van Etten をフィーチャーした “Go Your Way” を発表しました。

デヴィン・ホフは次のように述べています。「”Go Your Way” は、私が最初に好きになったアン・ブリッグスの曲です。この曲のメロディーには謎めいた美しさがあり、歌詞の悲しみを際立たせると同時に、反面教師にもなっているようです。シャロン・ヴァン・エッテンに歌ってもらうために作ったシンプルなベースとヴォイスのアレンジも、そう考えて作ったものです。置き去りにされながらも、少なくとも置き去りにされた人が自分の自由に喜びを見出していることを望む能力を持つことは、何か美しいことなのかもしれません。時には、その自律性を認めることが、私たちがお互いのためにできる最善のことなのです」


Posted on 09/15/2021