最新アルバム ‘Actually, You Can‘ をリリースするDeerhoof。これまでに “Department Of Corrections” と “Plant Thief” を公開してきましたが、本日はバンドのギタリストEd Rodriguezが手がけた “Scarcity Is Manufactured” を公開しました。彼は、この曲とその深い意味について次のように語っています。
「私が弾く音はすべてメキシコの音楽です。この曲は、私にそれを声に出して言う自信を与えてくれたコミュニティへの賛美であり、本当の自分を受け入れるためにお互いをサポートしようという呼びかけでもあります。アンセムの精神は、リッチー・ヴァレンスが伝統的な歌「La Bamba」を演奏したことに由来します。私は、彼がメキシコの誇りを宣言し、それを自分のスタイルで表現したことに感動しました。彼は自分の過去、現在、未来、すべてを同時に表現することができたのです。私は自分のアイデンティティーに悩んできました。自分の文化を体現する両親に育てられましたが、自分たちが受けた人種差別から私を守るために、私にアメリカ人としての自覚を求めました。本当のメキシコ人だと思ったことはありませんが、多くの人から本当のアメリカ人だと思われたこともありませんでした。ライヴでは、メキシコ系の人が Deerhoofで演奏していることに大きな意味があると言ってくれるようになりました。コミュニティは、一人ではできないような方法で自分自身を受け入れ、祝福する強さを与えてくれるのです」
