先日、3rdアルバム ‘catharsis‘ のリリースを発表したベイエリアのトリオ、Covetが、待望のアルバムから2曲目となる “lovespell” とそれに伴うビデオを公開しました。
Yvette Youngはこの曲について次のように語っています。「この曲は、アルバムのクローズです。私が恋に落ちるのに最も近い感覚は、音楽を書いたり演奏したりするときです。この曲は、物事を創造し深く感じることの喜びにすっかり魅了された、その感覚への賛辞です。この曲は、創作する喜びや物事を深く感じることに夢中になっている、そんな気持ちを表現したものです」
Yvetteは、Scott Evans (Thrice, Samiam)がプロデュースした8曲入りのアルバムについて、「このアルバムでは、たくさんのリスクを冒した。私は、誰の期待にも耳を傾けることなく、私を興奮させるものに従おうとしています。メロディー、トーン、テクスチャーに傾倒し、それらを使ってリスナーを感動させようと試みている。全体的なコンセプトは、ファンタジーの世界に逃避することで、曲はさまざまなキャラクターとそれぞれの世界を描いている。それぞれの曲は、彼らのテーマソングのようなものです。ほとんどインストゥルメンタルですが、目を閉じると、そのキャラクターのストーリーに入り込んでもらえたらと思います。音楽は私にとって常に逃避行であり、素晴らしいセラピーの源でもあります。この音楽が人々をどこかに連れて行き、想像力をかき立て、少なくとも何かを感じさせてくれることを私は願っています。このレコードを「カタルシス」と名付けたのは、私にとってこの言葉は、勝利の脱出のように感じられるからです。どんな悲惨な状況であっても、音楽は私が（あらゆる意味で）生き残るために創り出す必要のあるもののひとつであり、何度も何度も、この混沌とした宇宙で何かをコントロールできていると感じ、高揚するための出口としてギターとソングライティングに目を向けるのです」
