Caroline – “Good morning (red)”

イギリスの8人組、Carolineの名を冠したデビューアルバムから、バンド結成当初からの楽曲である “Good morning (red)” は、Jonas Pequenoによるビデオとともにお披露目されました。陰鬱な “Dark blue” の後に華やかな陽光が降り注ぐこのトラックは、スイープなバイオリンとメロディックなギターによって楽観主義の波が爆発している。2017年に書かれたこの曲の歌詞は、労働党の候補者ジェレミー・コービンが数十年ぶりに同国で真の社会主義政権が誕生する見通しを示した2017年の英国総選挙の「熱を帯びた政治の時間」を軸に展開されるものだ。当時、多くのCarolineが同党の選挙活動や投票依頼に携わっていた。

メンバーのヒューズは、曲の中盤で “I need hope in this world!” という歌詞を見事に反抗的に叫び、「希望の感覚があり、それを曲の歌詞に乗せようとしていた」と語る。「今感じているよりも、僕には希望があるように聞こえるんだ」と、2017年の選挙で負けて以来、保守化の傾向が続いているイギリスの政治を振り返っています。「今叫ぶときは、以前よりもずっと毒をもって叫ぶ。以前は少し軽快さがあったけれど、今は完全に叫ぶ。そこには怒りや失望がたくさん出てくるんだ」

Posted on 01/19/2022