Bratakus – Tokened

スコットランド出身のパンク姉妹デュオ、BRATAKUSがVenn Recordsから新シングル「Tokened」とそれに付随するビデオをリリースしました。来年発表予定のニューアルバムからのセカンドシングルとなるこの曲は、音楽業界におけるジェンダー問題、特に「トークニズム(見せかけの平等)」をテーマにしています。ギタリスト兼ボーカルのBrèagha Cuinnは、ライブで女性バンドが意図的に最初に配置されることや、「女性を勇気づける日」と称してフェスティバルの初日に女性バンドが集められるといった経験が基になっていると説明しています。

ベーシスト兼ボーカルのOnnagh Cuinnは、こうした行為は「最小限の努力で自己満足を得ようとする男性たちに、ただ満足感を与えるための空虚な行為」だと強く批判しています。彼女たちは、バンドとしての実力や音楽そのものが評価されることを求めていると述べています。ビデオには、音楽を通して若い世代の女性やジェンダーの多様な人々を支援する「Girls Rock Glasgow」のメンバーが参加しており、Brèaghaは、2015年に同団体の初の募金イベントで初めてライブを行った経験から、このコラボレーションを特別なものだと感じていると語っています。

Posted on 09/16/2025