Review

カセット屋で既に仕入て、気に入っていた女の子中心とするバンドが、あっさりヴァイナルに昇級しちゃいました。鳴っている楽器の数がすぐに分かっちゃうスカスカな愛くるしいヒヨポップで、唄がピヨピヨと主張してるんです。この手のノーファイなものって、アルバムの中にキラーチューンが幾つかあると、それでもう十分なんですが、こちらの作品には、キラー一歩手前な曲がいっぱいある感じで、カセット作の名曲を越えているものなかった。あの曲は改めて入れておいても良かったんじゃない。