ブルックリンを拠点に活動するインディー・フォーク/ドリーム・ポップ・プロジェクト Aaberg が、ニューシングル「Wash」をリリースした。温かみのあるアコースティックな質感と、ドリーム・ポップ特有の浮遊感のある音響デザインが溶け合った美しいフォーク・ナンバーに仕上がっている。人間関係における心のすれ違いや、相手の本心が見えないもどかしさを静かに問いかけるような歌詞が、静謐で透明感あふれるサウンドに乗せて紡がれている。
「Better to be somebody / Better to see」と繰り返されるリリックのように、諦念と葛藤の狭間で揺れる感情を繊細に描き出している点が印象的である。繊細なボーカルアプローチと重層的なメロディラインが静かな余韻を残し、ブルックリンのインディー・シーンならではの内省的で叙情的な世界観を色濃く反映した一曲となっている。
